夏の夜明けは遠い

夏と喧嘩別れしてから何度目の夏だろう


というイントロから始まる物語も汗と眠気によってふやけてしまいました

こうして夜明けを迎えるのも二度目で、朝日に染まるビル群をそっけもなしに眺めていました
あの頃の感動や切なさが沸いて来ないのはなぜだろうか

一方、ホームシックのような切羽詰まり精神が急遽去来し、不安定さを如実に掻き立てる様は、自分自身のオトナ像からバックダッシュしていく距離が増えた

このままずっとひとりで持て余すよりは、RoomShareの誘いに諸手を挙げてでも参加したり、近所の胡散臭い音楽学校にでも通うことを真剣にかんがえたりもします

現実を直視し許容するための材料は不透明なまま