おかげさまだからこそ

彼の志を引き継ぎたい
彼がいつ帰ってきても良いように場所を用意しておくという選択肢は確かに存在する


だが僕でさえ、そもそも日々がきちんと生きられているのか?
あそこまで真摯な感想に、嫌われたくない一心だった僕が向き合えるのか
彼だからこそできたことで、それを僕が乗っ取ることはやってはいけないのではないか
それはポーズにすぎないのではないか
思考は堂々巡りである



僕が唯一間違いなくできることは
忘れないこと
自分のことをきちんとすること


待つだけは絶
対嫌なんだが
悔しければもっと強くなるしか無い