それでも秋を巡ろう


夏という熱気に閉じ込められた欲が
食・読書・運動のように形を帯びて
伸び伸びと発散させるのかもしれない


その一方で
あの暖かく盛んな空気はなりを潜め
どこか物寂しさを感じる涼しさになって
そして、あの冷たい朝が来るのだろう


まだ、少し外を歩くと汗ばむ季節に
これまでの経験から、1ヶ月後を想う
その感情は憧れに近い