拡散思考分裂思考

僕がやりたいことは、繋げることだ。
接点も無いような部分を繋いで、そこに発生する驚異的な反応を引き起こして、その有様をこの眼に焼き付けたい
リスクは最前提。


天井に繋がれた鎖がゆらゆらと規則的に、あたかも振り子のように揺れている。
そこに投げる斧。さしずめトマホーク。
回転して飛んでいったそれは、見事に刃で鎖の結合を砕き、欠片と共に、宙に振れていた鎖の部分が落ちる。
地面は石畳。落ちた鎖とその欠片が石に接触し、大小の金属音を刹那に奏でた。


具体的な言葉も形も無いけど、楽曲という音と時間の塊が、記憶と情感を揺さぶり起こす。
さしずめ、種を限定されていない種みたいで、僕の脳と心に埋まって静かに芽吹いていくのか。