というわけで今日気になった記事
ジャンル分けの意味があまり無いのは昔からです。
http://para-fall.tumblr.com/post/564749507
もうひとつ、稲見先生の発言で面白いな、と思ったのは「CoolとGreatを混同してはいけないよ」ということでした。
「Great」は努力賞だと。本当にすごいものは「Cool」なんだと。
若いうちは特にそうですが、誰からも目標を与えられないので、まず自分で手近な目標を探すことになります。
その目標が、たとえば誰かが作ったものを自分も真似てつくってみようとか、○○で動いているものを移植してみようだとか、教科書に書いてある内容を実装してみようとか、そういう、手軽に周囲の歓心を得る方向に行きがちの人が多いと。
それはGreatかもしれないが、努力すれば必ずできることをやっても、練習にしかならない。
本当に凄いもの、Coolなものというのは、誰も見たことが無い、作ったことが無い,やったことが無いことをやることなのだと。
果たして僕は「Cool」に行き着けるのだろうか。
「Cool」というゴールを意識するのが大事だなと思いました。
わたしが新入社員の時に学んだこと : タイム・コンサルタントの日誌から
「いいか。手順通りに計算したんだったら、それはいわば『縦』の流れだ。そういう時は、『横』に比較するんだ。自分が3 ケースの計算をしたら、その結果を横に並べて、本当に大小関係や差額がまともになっているかを見ろ。1ケースしかやってないんなら、先月、別のケースで ○○が計算書を作ってるから、それと比べろ。いいか、自分でチェックしないものを俺にも客にも絶対出すな! 本当に合ってるか確認するまで、2回でも3回でもチェックしろ!」
自分ひとりだけの問題ではなくなるから必要になる。
けどそれは自分の時にもできてるべきであるのだろうけど
必要が無い限り身につかない愚かさ。
お前の目玉は節穴か season 2 - 幻冬舎plus
──バカなやつらっていうと?
小田 それは僕自身だし僕の仲間だし、僕の学校の友達とか。だから完全に僕目線っていうか、僕みたいなバカな人にも分かるようにっていう思いがあって。政治のことを知りたいっていう気持ちは誰にでもあると思うんですけど、何から手をつけたらいいか全然分からないんですよね。僕も「LIKTEN」を作るから資料を探そうと思って本屋行ったけど政治の本って死ぬほどたくさんありますし、何をチョイスしていいか分からなかったんです。じゃあ最初にチョイスすべきものを作ればいいんじゃんって。
──でも「政治のことは全く興味ない」って最初に言ってましたよね。それでどうしてテーマとして政治を選んだんですか?
小田 高校生が政治をテーマに雑誌作れば、それだけでヒーローになれるんじゃないかって。みんな確実に食いつくって思ったんですよね。単純に外れるわけがないって。
やりたいことがありながらもキチンと狙いを考えてそれが成功しているから話題にもなるわけですよ。
これが1991年生まれか…
《長いものはぶった切る 出る杭は打ち返す 芸術で訴える そんな力を10代から大人達へ そんな力を日本から世界へ 力点になろう。》編集長である小田明志くん直筆のこの言葉から誌面が始まる自称「健康優良的不良少年少女雑誌」。反骨精神溢れる小田くんのメッセージに加えて、スタッフが当時全員現役高校生だったこと、テーマが高校生とはかけ離れた「政治」だったことなどが話題を呼び1000部を完売。
良い度胸だ。
http://d.hatena.ne.jp/si-no/20100501/1272724402
情報があまりにも多すぎて、ひとつの作品をじっくりと鑑賞することを阻害する誘惑は非常に多い。だからこそ意図的に持っているものを減らすことで「ひとつの作品にじっくり向き合える不自由さ」を自分自身で作り上げていかなければならない場合もあるように思うのです。
その人の処理能力にも依存するとは思うのですが
僕も一時期完全に過剰な量の作品を摂取していて、右から左状態になっていることがありました。
流れに身を任せるのではなく、そこで感じた何かをもっと意識して汲み取りたいです。
自分も他人も。
新社会人は新しい「社会人」を再構築しよう! - アンカテ
入社式に喋る事についてのメモらしいです。
とってもためになることばかりです。
特に気になった部分を引用します。
- 縦の情報交換をうまくできる人 = 良い技術者であり良い社会人(自分の役割を限定してそこに責任を持てる人)
- 横の情報交換の重要性
- 新しい社会人 = 不完全な情報を発信しながら素の自分で社会と対話できる人(認識、態度、ノウハウ)
- 具体的な当面の課題としては積極的に質問できること
- 質問は重要な情報発信(情報の不足やメンバーとタスクのミスマッチ)
- 答が重要な世界(学校)から問いが重要な世界(ビジネス)へ
- ベストは上手な質問ができる人
- その次は下手でも質問ができる人
- 最悪は、自分で考えるばかりで質問ができない人
- 不完全な情報は発信してはいけないという学校教育の中で植えつけられた思いこみを忘れてください
- 本当に良い質問は教師を困惑させる
- 実現不可能な仕様を渡されることも充分あり得る
僕が出来ていないこととして
「密なコミュニケーション」と「質問」が挙げられます。
そしてその二つはこれからどんどん必要になっていますし
それが足りないせいで首を絞めていることも実感しています。
頑張って身に付けたいですね本当に。