http://d.hatena.ne.jp/keitaro2272/20100419/1271623448

苦労することがいいというのは妄想です。苦労から得られるものというのは『苦労だけ』から得られたものではありません。同じ苦労でも意味の無い苦労と意味のある苦労は世の中には存在するのです。理不尽に耐えながら、ただただ言われたとおりに動くような苦労はほとんど意味を成しませんし、逆に理不尽を跳ね除け生産的で、創造的な手段を獲得したことから得られるような苦労は大きな意味を持ちます。

苦労のあとに待っているものは、さらなる苦労ならだれも苦労しようとはしません。苦労のあとにまっているのは余裕でなければならないのです。そしてその余裕を使ってより魅力ある社会を作っていくことが、その社会に参加するメリットを上げていくことにつながるのだと思います。そうなれば黙っていてもその社会には参加したがる人が増えてきます。『社会では通用しないぞ』などという言葉はそこには存在しません。反対に社会の方があなたの参加を歓迎してくれます。ただし、楽になるために努力する人という条件付です。

僕は何の為に。
ただ苦労するだけだったら誰だってできる話ですよね。