うーさーのその日暮らし

うーさーさんかっこいいなあとやっぱり

DTMを2年やってみて、ああ、絶対に才能ねーなこれ、と自己満足できるところまでは頑張れた気がするので、最近はまたデザインとかをちょっとずつ勉強するようにしてるんだけど、会社にあった『デザインのひきだし』とか見てたら、なんかこう漲ってくるものがあるね。

 
社会や業界が不況になる前は、確かに素材や形状、加工なんかにこだわって本や製品を作ってたし、そういうのが大好きだった。

 
特に光り物が好きだったから、材料や加工を手配する部署の人に「ピカチュー並にピカピカ言いますね……」とか言われた記憶がある。

 
けど、物が売れなくなってきて、物作りにお金がかけられなくなって、とにかく作ること、間に合わせることが優先されていく過程で、手間をかけることや特殊なアイデア自体が必要とされなくなっていって、気が付くとそういう変わったことをしようっていう気持ち自体がなくなっていき、知識なんかも薄まってしまった気がする。

 
なんでもそうなんだけど、やったことしか出来るようにならないし、使わないスキルは確実に錆びる。何もしないと伸びないどころか、絶対に「衰える」んだよなー。

 
特別なことをせずに格好良く見せる、というのもデザインにおいてはとても大事なことで、それはそれですごく意味があるとは思うんだけど、やっぱこう、もっと存在感のある物を作りたいという気持ちを、理想として持ってないといけないナー、と改めて思いました。まる。
 

そういえば、お手伝いしているsupercellが、『日本ゴールドディスク大賞 ザ・ベスト5ニュー・アーティスト』という賞をいただいたそうです。ドンパフ。
 

まぁシェリル様も「歌で銀河が救えるわけないでしょ」などと仰っています通り、ぼくらが出来ることというのはある意味ものすごく限られているのだけれども、買ってくれる人、聞いてくれる人、気に入ってくれる人がいる内は、少しでもその人たちに喜んでもらえるように、出来ることをそこそこ頑張っていきたいとは思ってます。