本編

時はクリスマスより少し前

シーン1:プロローグからタイトルまで

  • 女服装:パジャマみたいな寝巻きのようなもの
  • 必要なアイテム;ウイスキーをはじめ酒系(前日確保)

//薄暗い部屋
流れるにぎやかなテレビ
周りに転がる酒瓶
女は机の上に突っ伏している
手探りでウイスキーの瓶を掴む
やおら起き上がりグイっといく
ぷはー
もう一回グイっと
瓶を握ったまま後ろに倒れる
暗転*1


携帯目覚まし鳴る
時刻は朝6:00
手が伸びてきて消す


携帯目覚まし鳴る
時刻は朝6:15
手が伸びてきて消す


携帯目覚まし鳴る
時刻は朝6:30
手が伸びてきて消す


携帯 時刻は7時くらい?
(7時半出社時間みたいな感じでよいかしら?)
女「うーーーーーん」
もぞもぞ



上半身をガバッと起こす

女「目覚ましと格闘しながら、二度寝三度寝しつつまどろんで、」

超眠そう
あたまぽりぽり

女「あたしはメイクを落とさずに寝たことを思い出した。」

伸びとかする

女「ええ、きのうもひとり深酒しましたとも。」

そろそろと無造作に立ち上がる
カーテンに近づく


光が漏れるカーテンを少し開ける
眩しさに手をひっこめ、顔をガード
女「うっ!!まぶっ・・・し――・・・」

女「二日酔いの頭にひびく暴力的にまぶしい朝日。」

眩しそうな朝日のカット

女「出勤時間はせまってる。」

時計のカット、秒針の音も欲しい
(目覚ましを携帯にしているので、携帯か腕時計のカットになるかも)

女「あなたならどーします?」

台詞と同時に黒背景

女顔アップ?
それか朝日に照らされる横顔
女「こりゃー・・・・・・・・・・・・


サボるっきゃないでしょ。」
台詞と同時に黒背景+タイトル

ウイスキーボンボン
by素晴らしき世界/浅野いにお

シーン2:コンビニから回想前まで

コンビニ未使用Ver


黒背景
電子音「ピッ」
店員「399円です」
  「ありがとやした――」


女:コンビニからウイスキーを提げて出てくる  

女「それでもまだ飲もうってんだから、あたしもたいしたもんだ」

歩きながら蓋を開ける

女「近頃めっきり酒量が増えた。」

女「てっとり早く酔おうってこの発想も悲しいけど、コンビニでウイスキーの小瓶を買う癖ってのも、なんか。」

ぐいっと飲む

女「酒で忘れたいほどに、辛いことないハズなんだけどな――」

ぷはー
酒を飲み終わった後の、上を向いた横顔映す
顔とは逆側にカメラスライド(過去の暗示)






シーン3:回想

  • 女服装:スーツ?
  • すん服装:スーツ
  • 野郎共:野郎服
  • 必要なアイテム:お弁当?・PC・ひげ?
  • 場所:大学? 夜の明るい町並み

―――――――――――――ここから回想―――――――――――――((仕事場っぽいところでとりたい

ひたすらにPCかちゃかちゃやってる姿

確かに、この春から移った営業促進部は、おおげさな部署名のワリにあたしの仕事はパソコンに伝票打ち込むだけだし、

すんが女の肩を叩いて、親指立てる

まぁ、部長は存在自体セクハラのような気もする。


人がいなくても良いから、寒くてすいません><
別に室内でも一人で食べていたらよい気がしてきた

―――、んで
同僚の女の子達に馴染めなくて、お昼は一人でお弁当を食べていたけど、

野郎共と肩組んでひゃっはーしているシーン

酔ってできあがって「会社辞めたる!!」と大口たたいてみるものの・・・


―――――――――――――ここまで回想―――――――――――――


シーン4:待ち合わせ〜場所変わるまで

  • 女服装;普通
  • 男服装:普通
  • 必要アイテム:紙袋
  • 場所:ベンチがあるところ

街中のベンチに腰掛けてウイスキーをちびりちびりと飲んでいる。

女「ふと考えると。「まぁいいか」って思ってるんだよね。」

また、ぐびり
ぷはー

女「気楽に気楽に。それが一番」

町並みを写す、働いている人とかほしーな
まぁ道行く人々でよいや

男「ごめーん」
男が紙袋を片手に向こうから駆けてくる
ベンチに近づくと歩きになって腕時計を確認する
男「15分遅れぐらい?」
若干息を切らせながら
女「急に呼んだ割りには早いじゃない」
いたずらっぽく?
女「そんなに私に会いたかった?」

男「へっへ。また飲んでるんだ?」


女「私の彼は5歳も年下の学生だ」

女「どこ行こう?」

男「俺、金かからないトコならどこでも。」

場面転換

シーン5:公園〜チョコレート渡す前

寂れてる公園みたいな
函館公園

女「あっはっはっは。さびれてる―――
誰来んだろこんなトコ。」

男「ははは。」

ちょっと遊んでいる感じ

男「ところで大丈夫?会社休んで遊んじゃったりして。」

女「いーんだよ。」
女「あたしがいなくても会社はいつもどおり動いてんだから。」

女「時々思う。」

女「彼の目にはあたしがどんなふうに映っているんだろう、と。」

女「酒飲みで自堕落なOL、とか?」


女「・・・な――んてな。年くちゃったね、あたしも。」
俯いて落ち込んでいる感じ

男「え?」
男「・・・・・・・・・・どうしたの?」


「・・・・・・なんかつまんないこと言っちゃったかな。」

シーン5:チョコレート渡す〜ラスト

男「コレ。」

女の顔がパッと明るくなる

女「何?なんで?どーしちゃったの?」



男「いや、ホラ、クリスマス周辺仕事でキツいって言ってたじゃん?」
男「で、ちょっと早いけどケーキがわりっつーか。」

男「ウイスキーボンボン、お酒好きでしょ?」
女「スキ。甘いものもスキ。」

女は目をきらきらさせて感激している感じ

男「おいしい?」

※老夫婦出現ポイント

女「おいちい。」




女チョコレート食べてる



男「・・・あのさ
さっきの話、なんか年のこと気にしてるみたいだけど、
60歳過ぎればみんな同じよ―なもんなんだから、気にすることないって。」

女「何それ――!?」
女「や――だよ――シワシワじゃん!! 
 相当悲惨だよ、あたし!!」

不満げな感じでふくれる

男「それでも俺はたぶん好き。」

何気なく普通にさらっと

女ははっと我に返ったような感じ
女「ごめん・・・も一回言って。」

ウイスキーの瓶の蓋を開けて、マイクのように男に向ける

男「何それ、マイク?」

男は不思議そうに

こういう根拠のないことをさらっと言ってしまうことに、

やっぱり年の差を感じてしまって、

 

 少し嫉妬してしまうのだけど・・・


女「ホイ、封印。」

言いながらウイスキーの蓋を閉める

男「なんなの、ソレ?」

女「ひっひっひっ。
今言った事忘れないでよ!?」

いたずらっぽく

男「?  うん」
女「今日からあたしお酒を控えます。」

堂々と宣言する

男「あはは。ムリムリ。」

軽い感じ

夕日

暗転

あたしがいつか涙を流したりしながらそのウイスキーの蓋をあけるその日までは・・・

とりあえず。

彼の言葉を信じてあげようと思った。


スタッフロール

*1:飲み会ではない一人酒というところをアピールしたい