久しぶりにFeed消化してみた

2010-03-24

・Ust は、やるほうは Podcast より(というか大概のネットラジオサービスよりも、あるいはらじろぐ並に)簡単だけど、反面視聴側の負担が大きい(リアルタイム視聴しないと参加できないので、放送時間に拘束される)ので、最終的に「一過性のお祭りごとを盛り上げうるような、ネームバリューのある人間」のイベントだけが巨大化していくと思う。つまり、マスメディア的に使うほうが効果的。もちろん、効果的でない使い方だってできるし、そうすることにのみ得られる効果はあるわけなんだが、ライフハック大好き人間のほうが声がでかいので、まあ大勢からは揉み潰される流れ。


・で、Podcast は、好きな時間に聞けるから視聴者側の負担が低い(後で・聴きたいときに・途切れ途切れでも、聴取可能)。したがって、Ust がメインストリームを獲りに行ってくれれば、マイナーストリーマーの生き場としてコントラストが強くなってグー。これからは Podcast が来ない!ので来る!


・というか、そもそも生放送て一回性の強度自体が超強力だから「リアルタイムである、という魅力」におんぶにだっこな眠い放送も結構許容されるよなと思っていて、それだからこそ、そうしたゆるさを伸ばしたいなら、むしろ Podcast に行ったほうがいいんじゃないかという勘が。

最近考えてたことピタリだったのでつい

2010-03-22

・文字情報を音声化すると、消費時間が引き伸ばされるので「文字のほうが手っ取り早いわボケー」という話になるけど、Twitter くらい読み流す(っていうかほとんど読まないような)運用が文字情報においてもカジュアル化してくるようなら、むしろ視線拘束時間ゼロで延々スピーカから Tweet が読み上げられ続けるだけ、みたいな運用も普通にアリなんじゃないか。まあ機械音声で読み上げてると抑揚がアレとか、できればアカウント毎に声質変えるとかしたいよねー的な欲望もありつつ。そうなると、基本音声入力でテキスト化は自動、どっちのデータも持っておいて、クライアント毎にどっちでも配信可、みたいなかんじがいいか。リッチすぎて当分先の話かなー。


・イメージとしては、「興味あるひとの呟きを抽出して、自分好みの雑踏を、自分の手元環境にいつでも確保しておける(イヤな喩えになるけど「家にいながら文壇カフェ」状態っていうか?)」みたいな運用が、可能になってもいいはずだ。

目から耳への移行する可能性は如何に

2010-03-05

・そこで総合的なゲーム情報の見渡しができたいっすね、という話になるが、いっぽうで、これだけ多様化して個々の最先端が見えなくなってしまってる現在に、総合的な視野が果たして確保できるのか、また確保できたとしてそこに立つ意味があるのか、みたいな感覚が芽生えてもいる。

・余談として、ゲーム雑誌関連でいうと「雑誌インタビューに出てくる、いはゆる "ゲームクリエイター" が現場の人間ではないので信用ならない」みたいな不信感を 90 年代に強く持った。32bit 機以降、わりとちゃんと実際作ったひとが前面出てくるようになったけど。それでも「現場の個別で具体的な話こそを読みたいのだ」という思いは解消されなかった。


・メジャーな雑誌に露出するのは実際の開発者ではなく、プロデューサークラスとか広報担当が多いってのは、たぶん「ゲーム名人」みたいなゲームメディア上の流れからなのだろうなあとか想像していた。

ゲーム情報について考える際に参考にしたい
インタビュー記事の差というか知りたい部分とのミスマッチング?

2010-02-14

・己の攻撃性を FPS で発揮するのではない。FPS がデザインしている殺意のかたまりに、没入しているあいだだけ重なり合う。殺す。敵を殺す、動くものを殺す、そういう自動的な存在になる。

その感覚を何かで証明できたら非常におもしろいと思う